パリ(CNN) フランス議会は21日、15歳未満の子どものSNS利用を禁止する法案を圧倒的多数で可決した。欧州連合(EU)で初めてSNSの利用に年齢制限をかける。
オーストラリアは昨年、世界で初めて16歳未満のSNS利用禁止に踏み切った。英政府も先月、同様の制限を発表しており、来年にも施行される見通し。スペイン、ギリシャ、デンマークも年齢制限の導入を計画している。
フランス議会を通過した法案はエマニュエル・マクロン大統領も支持しており、大統領の署名で成立する。
法案通過を受けてマクロン大統領は「15歳未満の子どもは今年度からSNSを禁止される」とX(旧ツイッター)に投稿した。
1月に公開したビデオメッセージでは、「我々の子どもや若者の頭脳は売り物ではない」「米国のプラットフォームにも、中国のアルゴリズムにも操らせない」と強調していた。
マクロン大統領は、9月の新学期開始までに法律を制定することを目指し、議会での法案通過を急ぐよう政府に指示していた。
SNS側がユーザーの年齢を確認する方法についてはまだ明らかになっていない。オーストラリアは子どものアカウント開設や保持を防ぐため、「責任を持って措置を講じる」ことを企業に対して義務付けた。フランス政府も法律の支えとなる年齢制限の導入を表明している。
当初の法案には、子ども向けにSNSを宣伝する広告を禁止する案や、SNSの広告に対して「15歳未満の子どもにとって危険な製品」との警告表示を義務付ける案も盛り込まれていたが、最終的な法案には採用されなかった。
新法はARCOM(視聴覚・デジタルコミュニケーション規制機関)が執行する予定で、主要SNS全社が対象となる見通し。

4 時間前
1




English (US) ·
Japanese (JP) ·