(CNN) 米連邦判事は12日、トランプ政権が週末に首都ワシントンの公営ゴルフコースの樹木少なくとも430本を伐採したことに対し、「激怒している」と述べた。トランプ氏は当該のゴルフコースの改修を計画している。
イースト・ポトマック・ゴルフコースの改修計画に対する訴訟を担当するアナ・レイエス連邦地裁判事は、12日の緊急審理の後、13日午後までこれ以上の樹木の伐採を一時的に差し止める命令を出した。命令がなければ政権はさらに数百本の木を伐採するとの見方を強調した。
レイエス氏は3時間以上に及ぶオンライン公聴会に国立公園局職員2人を出席させ、樹木伐採計画の経緯について証言するよう求めた。職員の一人によればこの計画は、10月5日の会議で発案されたものだという。
レイエス氏は、数百本の樹木をなぜこれほど急に伐採する必要があるのか、職員らは理由を一切説明できなかったと述べた。同氏は来週、公聴会を改めて開催する予定。そこでトランプ氏が任命した内務省トップと国立公園局長代行に対し証言の準備をするよう命じた。司法省が証言の妥当性に疑問を呈すと、レイエス氏は裁判所が政権のコース計画について誤った情報を与えられていたようだとの見方を示唆した。
問題のゴルフコースは、トランプ政権がワシントンで進めている複数の改修プロジェクトの一つ。政権は、この公共ゴルフコースをプロ仕様のコースに改修したいと考えており、その費用は2000万ドル(約31億6000万円)から4900万ドルに上ると見込まれている。この計画は訴訟に発展しており、首都で手頃な価格でゴルフを楽しめる公共の場所が失われるのではないかと懸念する人々から反発を招いている。
内務省は9日夜、樹木伐採計画を初めて公表した。その際伐採について「ゴルフコースの改修や再設計」とは関係のない、長年にわたる維持管理計画の一環だと説明した。10日午前には作業員たちが公園に到着し、樹木の伐採作業を開始していた。

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