(CNN) トランプ米大統領は4日、イランとの戦争について「取るに足らないこと」と表現した。ガソリン価格の高騰を引き起こし、米兵18人が死亡したここ半年の紛争を矮小(わいしょう)化する姿勢をまたしても示した。
トランプ氏は大統領執務室で「多くの人は戦争という表現を使っていない。私は軍事紛争と呼んでいる。我々にとっては取るに足らないことだからだ。大したことではない」と発言した。
この前日、バンス副大統領は主な戦闘作戦を数カ月前に終えていることから、イランとの紛争を「戦争」と呼ぶべきではないとの認識を示していた。
トランプ氏も同様に、攻撃の応酬が常態化しているにもかかわらず、散発的かつ低水準な紛争と位置付けた。
「私なら断続的という言葉を使う。知っての通り、我々は断続的な攻撃を行っている」と主張したうえで、「現時点で戦闘は行っていない。それはかなりの程度事実だ。戦闘は起きていない」と付け加えた。
米国は今週、ホルムズ海峡周辺の防空施設やレーダーシステム、海上資産、機雷敷設設備、通信施設など、60カ所近い軍事目標を攻撃したと発表。これと同時に、海峡を通過する船舶の護衛を行ったことも明らかにした。
トランプ政権は先日、軍事戦略から軸足を移し、貿易相手国への制裁によりイランを経済的に締め上げることに重点を置く方針を示唆していた。ただしこれまでのところ、イランにとって最大の経済的生命線である中国への制裁には踏み込んでいない。

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