
2026年8月22日(土)、ニューヨークのバークレイズ・センター前で、インディアナ・フィーバー対ニューヨーク・リバティのWNBAバスケットボールの試合前に、トランスジェンダーの女子スポーツ選手に反対するデモ隊が集まった。(AP通信/アンジェリーナ・カツァニス撮影)
By Susan Ferrechio – The Washington Times – Wednesday, September 23, 2026
米国の女子スポーツ競技に、トランスジェンダー女性として参加した生物学的男性が少なくとも2293個の金メダルを獲得していることが、保守系団体の調査で明らかになった。
保守系団体「アメリカを憂慮する女性たち(CWA)」が、女子スポーツで男性が挙げた勝利を追跡している組織「ヒー・チーティッド(彼はいんちきをした)」からデータを集め、集計した。
データによると、女性を自認する男性は金メダルを大量に獲得しただけでなく、1980年代半ば以降、女子のプロスポーツで50万1498ドルの賞金も得ている。
CWAによると、いずれのケースでも女子選手が2位になり、男子選手が優勝メダルと賞金を奪っている。
具体例としては、2026年6月のニューヨーク州屋外陸上競技選手権の女子砲丸投げで生物学的男性のジュリア・アーノルド選手が1位になったケースや、5月のグレーター・ボストン・リーグ選手権の400メートルでリリー・セラノ選手が1位になったケースがある。
この調査によると、男性は水泳、ボウリング、バレーボール、陸上競技から、全米女子プロゴルフ協会(LPGA)まで、数十の女子スポーツ競技で女性選手を上回っている。
女性を自認する男性は、アマチュアとプロを合わせて1万件を超える女子スポーツの競技に参加している。
反対派は、男性の参加によって女子選手の出場機会が奪われ、女子チームの運営が乱され、安全上の危険が生じると主張している。
CWAによると、男性のトランスジェンダー選手は賞金や奨学金も獲得している。
2024年と2025年には、生物学的男性のレッドモンド・サリバン選手がワグナー大学の女子フェンシングで1万ドルの奨学金を得た。
生物学的男性のディスクゴルファー、ナタリー・ライアン選手は、2019年に女子カテゴリーに参入して以来、全米ディスクゴルフ協会(PDGA)の女子プロ・オープンとオープン部門で計8万6269ドルを獲得した。
一方、共和党主導の上院司法委員会では、女子スポーツの参加資格と公平性を検討する公聴会が開かれた。
委員会の民主党議員らは、その多くがトランスジェンダー選手の女子スポーツ参加を支持しているが、証人を招致しなかった。
公聴会の冒頭、チャールズ・グラスリー委員長(共和党、アイオワ州)は、「アイデンティティーなどの理由から女子カテゴリーで競技することを選んだ男性と生物学的女性を競わせるべきではない。そういう男性は、男子カテゴリーや男女共通のカテゴリーに行くべきだ。女性は、選挙権を得るのも、職業に就くのも、陪審員を務めるのも、自分名義のクレジットカードを持つのも、その他多くのことでも最後だった。その上今度は生物学的男性が女子リーグでプレーしたいというのか。男性を快適にするためだけに、女性が再び機会を譲るよう求められるべきではない」と述べた。
女子スポーツへの男性の参加や、トランスジェンダー選手によるロッカールームやトイレの利用は、2024年の選挙で大きな争点となり、女性の民主党への支持が減少した。
しかし、民主党のリチャード・ダービン上院議員(イリノイ州)は公聴会で、女子スポーツの問題は米国民にとって最優先課題だったが、今国民が関心を持っているのは食料品やガソリンの高騰だと主張した。
ダービン氏は、米国の親たちは子供たちのSNSや携帯電話への依存に苦慮しており、トランスジェンダー選手よりも、こういった問題に注意を向けるべきだと述べた。
「この公聴会の議題は、国民にとって重要な問題の上位10位に入らない。おそらく20位にも入らない」
同氏は、女性を自認する男性を女子スポーツから排除しようとする動きを「トランスジェンダー・コミュニティーに対する報復」と批判した。

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