(CNN) スペインのオスカル・プエンテ運輸相が辞任を表明した。スペインでは今年に入り、大勢の死者を出す列車事故が2度にわたって発生。10月28日の事故では69人が死亡、200人以上が負傷していた。
「あの悲劇の数分後、自分の今後について決断した」。プエンテ氏は議会でそう語った。「スペインのような国において、1年足らずの間にこれほどの重大事故が2回も起きたあとで、運輸相が職にとどまり続けることはできない」
10月28日の事故では、マドリードとアンダルシア地方を結ぶ高速鉄道の路線で列車が別の列車に追突した。当局は、人為ミスとコンピューターシステムの不具合が重なったと見ている。
プエンテ氏は先週、「動きを禁じる赤信号が出ていたにもかかわらず、列車の進行が許可された」「不可解な状況で出された判断だった」と述べていた。
これに先立つ1月には、高速鉄道の列車2台が正面衝突する事故があり、少なくとも41人が死亡していた。
今回の事故を受け、議員や運輸労働組合からはプエンテ運輸相の辞任を求める声が強まっていた。事故当日の夜には運輸省の庁舎前に抗議のデモ隊が詰めかけて警察との小競り合いが発生。一部の参加者はペドロ・サンチェス首相の辞任要求プラカードを掲げていた。

8 時間前
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