ジブリ映画「となりのトトロ」の中国版ポスター、「鳥肌もの」「発想がすばらしい」と絶賛の声。日本版と比べると?

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宮﨑駿監督の映画「となりのトトロ」が8月21日午後9時から日本テレビ系の金曜ロードショーで放送される。

世界中で愛されるスタジオジブリ作品だが、トトロが中国で初上映されたのは、日本公開から30年後の2018年。現地のデザイナーが手がけた映画ポスターは、斬新なデザインで大きな反響を呼んだ。

サツキとメイが歩いているのは、実は草原ではなく…

トトロの中国での作品名は「龍猫」。 BBCによると、中国では外国映画の上映本数に厳しい制限があり、長らく本作が上映されなかった一方、DVDなどで子どもの頃から視聴している人も多い。

中国のオリジナルポスターを担当したのは、デザイナーの黄海(ホアン・ハイ)さんで、幼い頃からジブリを観てきたという。トトロの魅力は「ぬいぐるみのようにふわふわしたところ」で、「子どもはぬいぐるみのふわふわした感触が大好きなので、あの大きいトトロを見ると嬉しくなるんですよね」とコメントしている。

日本版のポスターで描かれていたのは、「稲荷前」と書かれたバス停での一場面。葉っぱを頭に乗せたトトロの隣に、赤い傘を差した少女が立つデザインだった。

一方、黄海さんが手がけた中国版ポスターは、サツキとメイが歩く姿を後ろから俯瞰でとらえた。一見草原の上のようだが、実はトトロのお腹の上だといい、日本版とは異なる、シンプルながらも大胆な表現が特徴だ。

この中国版ポスターは日本でも注目を集め、「鳥肌モノの圧倒的なクオリティ」「センスの塊」「これはトトロのお腹の上だったのか」「発想がすばらしい」など多くのコメントが寄せられた。

黄海さんは、トトロのほか、「千と千尋の神隠し」「STAND BY ME ドラえもん」「海獣の子供」「万引き家族」なども手がけた中国を代表するポスターデザイナーだ。

「となりのトトロ」は1988年に、高畑勲監督の「火垂るの墓」と2本立てで上映された。森に棲む不思議な生きもの・トトロと、東京の郊外の一軒家に父親と共に引っ越してきた12歳のサツキ、4歳のメイの交流を描いた。イタズラ好きのススワタリやメイを運ぶ猫バスなどユニークなキャラクターが数多く登場するのも人気の理由だ。

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