コンサート中にピアニストが体調不良、観客の大学生が代演で窮地救う 豪

2 日前 2

(CNN) オーストラリアで開かれた映画「ラ・ラ・ランド」に関連したコンサートの最中、体調不良に陥ったピアニストに代わって客席にいた21歳の大学生がピアノを演奏し、公演の窮地を救う出来事があった。

思わぬ事態の中、友人から奏者の代役に推薦されたのはスターリング・ナサさん。5月30日、シドニーのダーリング・ハーバー・シアターで開かれた当該のコンサートでは本来のピアニストが演奏できない状態となっていた。これを受け、アカデミー賞受賞歴のある作曲家で当日の指揮者を務めていたジャスティン・ハーウィッツ氏が、観客の中に楽譜を初見で演奏できる人はいないかと尋ねていたという。CNN提携局の7ニュースが報じた。

シドニー公演初日の半ばに起こったこの出来事は、まさに2016年の映画「ラ・ラ・ランド」の一場面のようだった。同作は駆け出しの女優ミアと、創作意欲に溢(あふ)れるジャズピアニストのセバスチャンが、ロサンゼルスでキャリアを築こうとする物語だ。

同作の音楽で二つのアカデミー賞を受賞したハーウィッツ氏は7ニュースの取材に対し、ナサさんがステージに上がった時、何が起こるか全く予想もつかなかったと明かした。

「彼が演奏を始めるまでは、どうなるか全く分からなかった」「非常に緊張していたがとにかく信じて、この状況を楽しもうと思っていた」と、ハーウィッツ氏。ナサさんが演奏を始めると、途端に「感動を覚えた」という。

6月1日、7ニュースの取材に答えたナサさんは「拍手や反応をもらえるのはいつだってうれしい」とコメント。素晴らしいオーケストラや指揮者と演奏できるのは楽しみでしかないと語った。

記事全体を読む