(CNN) ウクライナによるドローン(無人機)攻撃で、ロシア国内の倉庫にいた少なくとも8人が死亡した。各地の当局者が明らかにした。
死者のうち7人は、西部タンボフ州コトフスクの物流拠点で勤務していた。1人は、モスクワ州エレクトロスタリにある同様の施設で死亡した。
今回の攻撃は、過去2年あまりにロシア国内で報告されたウクライナの攻撃として最も多くの死者を出した。
攻撃を受けた施設はいずれも、ロシアの大手通販業者ワイルドベリーズが所有していた。ウクライナは、施設がドローン製造に使用されていたとしている。
タンボフ州知事によると、攻撃で25人が負傷し、うち7人が重体となっている。
ドローンは「より多くの死傷者を出すよう設計された弾頭を搭載」しており、28機を撃墜したという。
モスクワ州知事によると、エレクトロスタリの施設では男性1人が死亡したほか、37人が負傷し、うち8人が重傷を負った。
ウクライナのゼレンスキー大統領は18日、「モスクワ州とタンボフ州にある大規模な物流施設2カ所を攻撃した。前線からはそれぞれ500キロ超、約700キロの距離にある」と述べた。
施設は「ドローン製造や操縦装置に使われる制裁対象の部品を供給するため」に利用されていたという。
双方が公開した映像には、大量の灰色の煙が立ち上る様子が映っていた。
ワイルドベリーズは、コトフスクの施設で発生した火災は鎮火したと発表した。
ウクライナはこれまで長距離ドローン攻撃の標的を、ロシアのエネルギーインフラや兵器・軍用装備を製造する工場、ロシア船舶に絞ってきた。
ゼレンスキー氏は、18日には倉庫への攻撃に加え、石油関連施設も攻撃したほか、黒海への玄関口であるアゾフ海でも複数の標的を攻撃したと述べた。
過去2週間にウクライナのドローンは、黒海とアゾフ海でロシアの「影の船団」に属する船舶172隻を攻撃したという。

3 ヶ月前
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