イラン工作員、AI使い米メディアに偽記事を掲載 オープンAIが発表

21 時間前 3

(CNN) イランの工作員が米オープンAIの人工知能(AI)モデルや架空の人物を利用し、米国の対イラン戦争を批判する記事を複数の米メディアに掲載させていたことが分かった。オープンAIが8日に明らかにした。

オープンAIによると、世界各地の約12のメディアが、7人の架空のジャーナリストによる約100本の記事を掲載していた。同社は、ペルシャ語で「チャットGPT」に指示を出し、記事や編集上の提案内容を微調整したり、SNSへのコメントを生成したりしていたアカウントを禁止したと明らかにした。

AIを利用して作成された記事の中には、「米国の対イラン政策は民営化されつつあるのか? ジャレッド・クシュナー氏を巡る疑問」や「イラン戦争と西側諸国の道徳的信頼性の崩壊」といった挑発的な見出しが付けられたものもあった。

今回の事例は、米国とイスラエルによる対イラン戦争に伴うプロパガンダ合戦で、AIが重要な役割を果たしていることを示す新たな例となった。イランの若者らもAIを使い、米国の指導者らを揶揄(やゆ)するレゴ風の動画を制作して拡散させている。一方、トランプ米大統領も、米国によるイラン攻撃を描いたAI生成動画を投稿している。

記事を掲載したメディアに主要な大手報道機関は含まれていないとみられるが、一部はオンライン上で多くのフォロワーを抱えている。その一つで、ロンドン拠点の「ミドル・イースト・モニター」は、フェイスブックで約200万人のフォロワーを持つ。

反戦の主張を米国の読者に届けられたことは、背後の勢力にとって情報工作の成功を意味し得る。だが、その正体やイラン政府との関係は不明だとオープンAIは説明している。

記事全体を読む