イランとの衝突、「戦争」ではないとバンス氏 終結時期への明言避ける

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(CNN) 米国のバンス副大統領は3日、ホワイトハウスで記者会見を開いたが、イランとの戦争の終結時期やガソリン価格が開戦前の水準を下回る時期についての具体的な見通しを示せなかった。一方で、この紛争に終止符を打てるかどうかはイラン次第との認識を示唆した。両国の衝突は6カ月前、米国とイスラエルが合同でイランを空爆したことで始まった。

会見の中でバンス氏は、現在の敵対行為を「戦争」と呼ぶべきではないとも主張。「積極的な戦闘作戦」は数カ月前に終了しているというのがその理由だ。

「現時点では、活発な撃ち合いは行われていない」。バンス氏はそう強調したが、実際には今週に入ってホルムズ海峡周辺などを含め、米国とイランの間で3日連続の交戦が発生している。

中東情勢を散発的かつ小規模な戦闘と表現したことは、重要な中間選挙が2カ月後に迫る中、政権がこの戦争を「過去のもの」として扱おうとしている表れと言える。それでも米軍は依然として、イランの拠点を積極的に狙っている。国防総省が3日発表した最新の死傷者数によると、2月下旬の紛争開始以来、米軍兵士790人が負傷し、18人が死亡した。

国民の支持が少ないこの戦争は、ガソリン価格の高騰を招いている。議会での多数派維持を目指す共和党内には、現状に対する懸念が広がる。

トランプ氏は今週、投票日までに敵対行為を収束させるべきだという圧力は感じていないと強調した。しかし、同氏の顧問や支持者らは皆、11月の中間選挙に向けて戦争の影が薄くなればなるほど好都合だと認めている。

会見でバンス氏は、現在イラン側との協議は行われていないと明言。「民間船舶への攻撃を(イランが)やめない限り、対話するつもりはない」とした。

その結果、紛争の収束時期は見通せない状況にある。バンス氏は、11月3日の中間選挙までに事態が収束するかどうかについて明言を避け、民間船舶に対するイラン側の姿勢次第だと示唆した。

また、ガソリン価格がいつ下がるかについても、具体的な時期は示されなかった。

バンス氏は、ガソリン価格に関する約束はしないと述べた上で、「私が言いたいのは、我が国がこうした行動に出ているその理由を忘れてはならないということだ。第一の理由は、イランの核保有を絶対に許してはならないからだ」と語った。

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