その紫の花、素手や軍手で触らないで。「建物の裏にわんさか」「小学校横に咲きまくり」厄介な外来種に注意

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日本の生態系や人の生活などに悪影響を及ぼす恐れのある「アメリカオニアザミ」の目撃情報が、各地で相次いでいます。

市内でアメリカオニアザミの生育が確認されている埼玉県所沢市の公式サイトによれば、この植物は国外から持ち込まれた外来生物で、高さは1〜1.5mほど。開花時期は7〜10月頃で、淡紅紫色の美しい花を咲かせます。

また、アメリカオニアザミは繁殖力が強く、もともと生育していた植物のすみかを奪うことから、環境省・農林水産省が作成した「生態系被害防止外来種リスト」に掲載されています。

しかし最近、SNSでは「近所の小学校横の空き地にアメリカオニアザミが咲きまくってる」「道路脇のは除去したけど、建物の裏側にわんさか生えてる。どーするよ、これ」などと目撃情報も投稿されています。

7月14日付の「読売新聞」によれば、兵庫県豊岡市竹野町の海岸でもアメリカオニアザミの群生が確認されたといいます。

駆除する際は、鋭いトゲに注意

自身の所有地や管理地でアメリカオニアザミを見つけた場合、どうすればいいのでしょうか。

各自治体が「駆除・処分にご協力をお願いします」などと呼びかけています。しかし、葉や茎に鋭いトゲがあるため、駆除する人だけでなく、ごみの収集作業員の安全確保のためにも、気をつけるべきいくつかのポイントがあります。

所沢市が公開している除去方法は、次のとおりです。

①トゲが鋭いため、革製などの丈夫な手袋を着用してください(軍手はトゲが貫通します)。

②根が残ると再生するため、スコップで根ごと掘り返してください。

③除去後はトゲが袋を貫通しないよう、金づちなどの硬いものでトゲを叩き潰した上で、複数枚の紙などで包み、ごみ袋に入れ、「可燃ごみ」として捨ててください。

除去後にそのまま放置すると、種子が飛散するおそれがあります。掘り返した後は、速やかに捨てましょう。

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