身近な場所に自生している植物の中には、危険な毒を持つものも数多く潜んでいます。この時期、白い花を咲かせる「タケニグサ」もその一つです。
東京生薬協会の公式サイトなどによると、タケニグサは、高さ1〜2.5mほどの直立する大型の植物で、その頂部に高さ30〜80cmほどの円錐花序(えんすいかじょ)をつけます。
日当たりの良い草地や裸地を好み、平地から山地、さらには市街地の道端や空き地、鉄道線路の脇など、さまざまな場所に自生しています。
そのため、SNSでは「近所の空き地に、大きく背丈を伸ばしていました」「家の駐車場に生えてた。雑草だけど、白い花がきれいですね」などの目撃報告も散見されます。
また、タケニグサは別名「チャンパギク」「ササヤキグサ」「ケンカグサ」とも呼ばれています。
素手で触らないで。除草剤も有効
美しい花を咲かせることから、欧米では園芸品種も存在するタケニグサですが、全草にアルカロイド類の毒を含む毒草です。茎や葉を折ると橙褐色の液汁がにじみ出し、これに触れると皮膚炎を起こすことがあります。
さらに、液汁を誤って口にすると、嘔吐や意識低下、呼吸麻痺などの症状が出る恐れがあり、人だけでなくペットによる誤食にも注意する必要があります。複数の動物病院の公式サイトでも、ペットに危険な植物としてタケニグサが紹介されています。
もちろん、駆除する際に素手で触ってはいけません。市販の除草剤を使うのも一つの手であり、KINCHO園芸の公式サイトでは、商品パッケージの適用分類の欄に「多年生広葉」と記載されている除草剤がタケニグサに有効であると紹介しています。
全草に毒を含むことから、駆除の際にも注意が必要なタケニグサ。見かけてもむやみに触れないよう、十分に気をつけましょう。

2 時間前
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