XRPLのRWA保有者が「30日で2.5倍」RLUSDと米国債トークンが牽引

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この記事の要点

  • XRPL、RWA保有者が30日で2.5倍に拡大
  • RLUSDと米国債トークン拡大で機関向けRWA導入が加速

まずはXRPレジャー(XRPL)を詳しく

XRPLでRWA急拡大、RLUSDが過半を占有

RWA専門データサイト「RWA.xyz」の集計で、エックスアールピー(XRP)の基盤チェーンであるXRPレジャーが分散型RWA(現実資産トークン化)の保有者数を過去30日で2.5倍に伸ばし、運用資産規模も拡大していることが明らかになりました。

成長を牽引しているのは、Ripple(リップル)が発行する米ドル連動型ステーブルコイン「RLUSD」と、Ondo(オンド)が展開する米国債トークンで、機関投資家向けに設計された運用商品がXRPL上で資金流入を押し上げています。

米国債やクレジットなどの伝統金融資産をブロックチェーン上で扱う動きがXRPL上でも広がっており、RWA市場全体も337億ドル(約5.4兆円)規模まで成長しました。

XRPL上の分散型RWA保有者は73名と依然として機関中心の段階にあるものの、過去30日では151%増加しており、機関投資家による導入が進んでいます。

RLUSD・オンド・ブラジル勢が急成長を主導

RLUSD、XRPL上RWAの過半を占有

RWA.xyzのXRPLプラットフォーム別ランキングによると、リップルが発行するRLUSDは時価総額6億6,200万ドル(約1,053億円)に達しており、XRPL上で最大規模のRWAプロダクトとなっています。

RLUSDは過去30日で84%増加しており、XRPL上の分散型RWA市場でも中心的な規模へ拡大しました。

リップルは2026年5月11日、機関投資家向けプライムブローカレッジ事業「Ripple Prime」の拡大に向け、2億ドル(約318億円)の融資枠を確保したと発表しており、機関投資家向けサービスの提供体制を強化しています。

オンドとBraza Crypto、機関向けで存在感

2位にはオンド・ファイナンスの機関向け米国債トークンが入っており、運用規模は2億9,390万ドル(約467.5億円)に達しています。

3位にはブラジルの金融機関Braza Crypto(ブラザクリプト)が1億360万ドル(約165億円)でランクインしており、過去30日では18%増加しました。

リップルは2026年3月、ブラジルでカストディ・ステーブルコイン・プライムブローカレッジの3機能をXRPL上で一体提供する機関向けサービスをローンチしており、現地金融機関によるXRPL活用も進んでいます。

ETH減速のなかXRPLが伸び率で先行

RWA市場では依然としてイーサリアム(ETH)が最大規模を維持している一方、XRPLや一部新興チェーンでは二桁から三桁規模の成長率が確認されています。

ネットワーク RWA総額(Distributed) 30日変動
Ethereum(イーサリアム) 187億ドル(約2兆9,733億円) -4.35%
Solana(ソラナ) 25億ドル(約3,975億円) +8.68%
Stellar(ステラ) 18億ドル(約2,862億円) +15.50%
Avalanche(アバランチ) 12億ドル(約1,908億円) +80.83%
Plume(プルーム) 6億2,360万ドル(約992億円) +82.85%
XRP Ledger(XRPL) 4億400万ドル(約64億円) 保有者数+151.72%

規模面では欧米系チェーンとの差が残るものの、XRPLでは保有者数の増加と機関向けプロダクトの集積が続いており、機関投資家によるRWA向けチェーンの比較対象として存在感を高めています。

BUIDLとiBENJIが米国債トークンを主導

チェーン別の競争が進む中、アセットクラス別では米国債トークンが引き続きRWA市場の中核を占めています。

BlackRock(ブラックロック)のBUIDLは時価総額25億ドル(約3,975億円)に達しており、過去30日では10.38%増加しました。

Franklin Templeton(フランクリン・テンプルトン)のiBENJIも14億8,000万ドル(約2,355億円)規模で登録されており、伝統金融による米国債トークン運用が拡大しています。

クラリティ法案前進、機関の参入判断に影響

米仮想通貨市場構造法案「CLARITY(クラリティ)法案」は、米上院銀行委員会が2026年5月14日に賛成15対反対9で可決し、本会議審議に向けて前進しました。

本会議では可決に必要な60票の確保が次の焦点となりますが、規制の枠組みが法律として整備されれば、チェーン選定や機関投資家の参入判断にも影響を与える可能性があります。

国内投資家にとっても、XRPL上で機関向けプロダクトが増加していることは、関連サービスや対応銘柄を見極めるうえで判断材料の一つとなっています。

XRPLではRLUSDや米国債トークンを中心に機関向けRWAの拡大が続いており、機関向けRWA市場でどこまでシェアを拡大できるかに市場の関心が集まっています。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=159.08 円)

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Source:RWA.xyzデータ
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

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