8月14日に放送されたTBS系連続ドラマ『Tシャツが乾くまで』の第6話。本編終了後に表示されたテロップが、SNSで話題となっている。
同作は、『silent』(フジテレビ系)などの脚本家・生方美久さんが手掛けるオリジナルストーリー。コインランドリーで出会った瀬尾咲子(蒼井優さん)と園田樹生(中島歩さん)のそれぞれの配偶者が、同じ事故に巻き込まれるところから物語が大きく動き出す。
※以下、第6話までのネタバレを含みます。
第6話では、失踪していた咲子の夫・充が1年ぶりに突然帰宅。咲子や樹生が困惑する様子が描かれたほか、咲子と充が出会った頃の回想シーンなどが登場した。
この回では、充の喫煙シーンが何度も登場。キッチンの換気扇の前で喫煙したり、夜道を仲良く歩く咲子と樹生を遠くから見つめながら喫煙したり、咲子との出会いを振り返る回想シーンでも喫煙したりと、充の愛煙家ぶりが強調されていた。
本編終了後には、「喫煙シーンは出演者・スタッフの健康および周辺の環境に配慮しながら撮影しています」という文言が表示されたため、SNSでは「喫煙シーンについてのテロップが出てきてびっくりした!」「喫煙シーンがあると、こういう表示が必要なのか。時代だねえ」などの声が上がった。
なお、同作は第1話と第2話のラストにも同様の注意書きが表示されていた。第1話では、失踪する前の充の喫煙シーンがあり、第2話では咲子が行方不明となった充の香りを求めて、充と同じ銘柄のたばこに火をつけるも、非喫煙者であるため咳き込んでしまう様子が描かれた。
NHK大河ドラマに抗議が及んだ例も
たばこへの目が厳しくなっている風潮もあり、近年のドラマは昔と比べて喫煙シーンが極端に減っている。しかし、制作側が演出上、必要であると判断した場合には、今回のような喫煙に関するテロップを表示することがある。
宮藤官九郎さんが脚本を手がけた『不適切にもほどがある!』(TBS系、2024年1月期)や、三谷幸喜さんが脚本を手がけたドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(フジテレビ系、2025年10月期)でも喫煙シーンが登場したため、同様のテロップが表示され話題となった。
なお、2019年には当時放送されていたNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』の喫煙シーンを受けて、公益社団法人「受動喫煙撲滅機構」がNHKに抗議を申し入れたケースも起きている。
当時、同法人は「時代に逆行し受動喫煙被害の容認を助長する」と断じ、「受動喫煙のシーンは、今後絶対に出さないでください」などとNHKに訴えたため、ネット上でも議論となっていた。
ストーリーや人物像に謎が多く、充の喫煙シーンがどこまで重要であるか、現時点では不明瞭な部分もある『Tシャツが乾くまで』。今後、さらなるキーアイテムとなる可能性もあるだけに、たばこのシーンが注目されそうだ。

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