FRB、5会合連続で金利据え置き 米株式市場は大幅安

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(CNN) 米連邦準備制度理事会(FRB)は29日、政策当局者が不透明感を増すインフレ見通しへの対応を続ける中、政策金利の据え置きを決定した。

政策金利は年3.5~3.75%で維持する。据え置きは5会合連続。

経済見通しを巡って相反する兆候がみられるうえ、FRBのウォーシュ議長からの指針も欠けていることから、FRBの次の一手については異例なほど不明確な状態が続いている。

最近のデータによると、6月のインフレ率は大幅に鈍化したが、中東での紛争は今月に入って激化し、世界のエネルギー価格を押し上げている。同時にFRB当局者は、人工知能(AI)の急速な普及がインフレにどのような影響を与えるかを評価している。

一方、FRBが政策金利の据え置きを決定し、市場がウォーシュ氏の発言を消化しようとする中、29日の米株式市場は大幅安で取引を終えた。

ダウ工業株平均は1153ドル(2.19%)急落し、2025年4月以来の大幅下落となった。

S&P500指数は1.52%下落、ハイテク株中心のナスダック総合指数は1.74%下落した。ナスダックは6月初めの過去最高値から約9.8%下落しており、調整局面(直近のピークから10%の下落)入りが目前に迫っている。

株価は取引中に乱高下し、S&Pとナスダックはウォーシュ氏の記者会見中に一時上昇に転じたものの、取引終了にかけて再び下落した。

ウォーシュ氏は会見で、インフレ抑制に取り組む中央銀行の姿勢を改めて強調する一方、米経済と労働市場は堅調だとの認識を示した。

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