血液型と病気の関連性
人間の血液型は、赤血球の表面にある「抗原」の違いによって分類されます。
A型にはA抗原、B型にはB抗原、AB型にはその両方があり、O型にはA抗原もB抗原もありません。
さらに、Rh因子というタンパク質の有無によって、血液型は陽性または陰性に分けられます。
こうした違いは、輸血や妊娠時の血液適合性に重要ですが、近年では病気のリスクとも関連する可能性が指摘されてきました。
ただし、これまでの研究では「A型はこの病気に多い」「O型はこの病気に少ない」といった報告が数多くある一方で、結果が一貫しないものも少なくありませんでした。
そこで研究チームは2024年に、個別の研究ではなく、過去に発表されたメタ解析付きの系統的レビューをさらにまとめる調査を実施。
チームは、2024年2月16日までに公開された文献をデータベースから検索し、最終的に51本の系統的レビューとメタ解析を解析対象にしました。
そこには、がん、感染症、心血管疾患、口腔疾患、妊娠関連、代謝疾患など、合計270件の血液型と健康アウトカムの関連が含まれていました。
そしてチームは、それぞれの関連について、結果の一貫性、研究規模、統計的な強さ、小規模研究による過大評価の可能性、肯定的な結果が不自然に多すぎないかなどを厳しく点検しました。






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