10月の夜空を彩る「ハンターズムーン」、土星も見られる可能性も

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(CNN) 10月の満月が間もなく夜空を彩る。注意深く観察すれば、土星​​の姿も目にすることができるかもしれない。

天文情報サイト「アーススカイ」によると、秋分から1カ月が経過したこの時期の満月は特に早い時間帯に昇り、日没とともに視認できるようになる。月が最も明るく輝くのは、米東部時間の26日午前0時12分(日本時間同午後1時12分)。25日夜には、黄金色に輝く土星も月のすぐ南側(数度離れた位置)に現れる。

この満月は「ハンターズムーン(狩人の月)」と呼ばれる。ネイティブ・アメリカンの伝統では、この明るい月明かりを利用して、活発に動き回る野生動物を狩り、冬に備えて食料を確保していたという。9月の満月は「ハーベストムーン(収穫の月)」と呼ばれ、農作物の収穫時期と重なっていた。

ハンターズムーンには、やはり季節の伝統に根ざした別名も多くある。先住民の部族は、「米を乾燥させる月」、「木の葉が落ちる月」、「渡りの月」などの名称を用いていた。また、そのオレンジがかった赤色から「ブラッドムーン(血の月)」と呼ぶグループもあった。

今後数カ月間、満月はいつもの銀色に見えるが、注意深く観察すると、月が自転するにつれてその表面の様子が変化していることに気づくはずだ。メリーランド州にある米航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙飛行センターの惑星地質学・地球物理学・地球化学研究室で室長を務めるノア・ペトロ氏はそう語る。月面の色の濃淡は表面の組成や年代の違いによるものであり、ペトロ氏のチームは2027年6月に予定されている「アルテミス・ミッション」で、この点を調査する計画だ。

最高の眺めを楽しむには

ペトロ氏によると、月を観察するのに最適なのは、木々や建物といった遮るものがない、広々とした野原のような場所だ。また、冬の寒い夜は月が見えやすくなるとも同氏は付け加える。気温が高いと大気中で乱気流が発生し、空が霞んでしまうからだ。

今回のハンターズムーンは月が土星に接近し、そのそばを通り過ぎていく数日間の期間中に現れる。土星は環を持つ惑星だが、月の輝きが強いため見つけるのが難しいかもしれない。

26年に巡ってくる13回の満月のうち、ハンターズムーンは11回目に当たる。年内残り2回はいずれも「スーパームーン」であり、月が軌道上で最も地球に近づくため、通常よりも明るく大きく見える。

今後11月24日と12月23日に見える満月は、それぞれ「ビーバームーン」、「コールドムーン」と呼ばれる。

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